清水エスパルス、スポルチのミカエル獲得交渉を読み解く

Jリーグ
Photo: Instagram (@mikaelfelipe99)

DAZN

「清水、150万ドルでミカエルの保有権50%獲得を提示もスポルチ拒否。スポルチ、80%を400万ユーロでの買取り提示」と報道

清水エスパルスがブラジル、ペルナンブーコ州の名門スポルチ・レシフェ所属の22歳ミカエル獲得を目指しているという噂が出ていた。

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噂の内容要旨は以下の通りだ。

清水エスパルスが150万ドル(本日海外送金レートTTSベースで約1億7330万円)でミカエルの保有権50%の買取を打診。

レシフェは清水の打診を拒否し、保有権80%を400万ユーロ(同TTSレート約5億2400万円)での買取を要求。清水はそれを拒否。
(清水は交渉から撤退と記載する記事等も存在)

2021年12月24日12:02hrs(現地時間)Globo Esporte電子版

そんな中、ブラジル時間2021年12月24日正午頃(日本時刻2021年12月25日0時)に現地大手メディアのグローボ・エスポルチ(Globo Esporte/ge)電子版に以下記事が掲載された。

同Globo Esporte記事の見出し・要旨を紹介する。

スポルチ幹部日本のクラブのオファー拒否について語る。まだ交渉の扉は閉じていない。

今週、スポルチ幹部は清水エスパルスのミカエルの保有権50%の150万ドル買取案を拒否、レオン(スポルチの愛称)は更に高い金額を要求し交渉はうまくいかなかった。

しかし一方で、同記事には上述見出しにもなっている以下の一文が記載されている。

“o executivo do Sport não fechou as portas para negociá-lo”
スポルチ幹部は交渉の扉を閉じていない。

そしてスポルチ幹部の以下のコメントを紹介している。

秘密でもなんでもない。スポルチは資金を必要としている。
サッカー界の住人は、最重要とまでは言えないまでも、移籍金収入がクラブの重要収入源の一つであることは知っているはずだ。

交渉の窓は清水エスパルス以外のクラブにも開いているとも解釈できるが、清水のミカエル獲得交渉に関し、清水とスポルチの双方が譲歩した条件次第では交渉が再開する余地も残っているとも読み解ける。

ミカエルプレー集YouTube

好プレーを集めた上記プレー動画を見る限りは馬力のある良い選手に見える。

一方、コロナ禍で新規入国の外国籍選手の獲得に不安があるのも事実だ(外国人が入国できたとしても、ウイリアム・マテウスのように初来日を果たすも家族と会えないなどの理由で調子が上がらず、試合にあまり出ず契約解除して帰国という事例もあった)。

個人的には、多額の資金を投資するならば、(清水在籍時から年齢が高くなっているとはいえ)色々な活躍が計算でき、本人や家族も在留資格が残っていると想像できるドウグラスの方が堅実な投資と考えられ、ドウグラスの獲得を希望するが・・・。

清水エスパルスの外国人の補強の有無などに引き続き注目したい。

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