コピーニャ(ブラジルの20歳以下のサッカー選手権)
現在ブラジルではコピーニャ(正式名Copa São Paulo de Futebol Júnior )が開催されている。
大会正式名にサンパウロと入っているが全国大会で、ブラジル全土の名門チームU20から若手ナンバー1チームを決める大会となっている。
ブラジルの若手の登竜門的大会で、この時期ブラジルで注目度の高い大会となっている。
清水エスパルスのホナウド、フラメンゴでコピーニャ優勝
昨年2021年の夏の移籍で清水エスパルスに加入したホナウド。
彼はフラメンゴのボランチとして2016年のコピーニャで優勝メンバーになっている。
(出典:UOL)
(ホナウドInstagram コピーニャ優勝後の写真)
尚、フラメンゴのサポーター向けサイトと思われるMundo Robro Negroでは過去のコピーニャ出場選手を振り返る記事のなかに、ホナウドに関する記述がある。
(出典:Mundo Robro Negro)
上述のリンク記事Mundo Rubro Negroにはホナウドに関し以下のような記載がある。
2016年大会 ホナウド
コピーニャ2016にフラメンゴのボランチとして出場しチャンピオン。
その後ホナウドはプロのトップチームとしても幾つかの出場機会を与えられたが、当時のトップチームでの序列は高くなかった。
ホナウドにはもっとチャンスを与えられるべきだと考えるサポーターもいたが、日本に行くまでレンタル移籍で複数チームでプレー。(フラメンゴの)中盤の番犬としての働きを期待されたが、それはかなわなかった。
レンタル移籍先のアトレチコ・ゴイアニエンセ、バイーア(いずれも名門)でプレーした後、2021年日本の清水エスパルスに完全移籍をした。
記事にあるように、ホナウドは、若手の登竜門となる大会で優勝を果たすものの、フラメンゴのトップチームでは出場機会が限定されてしまっていたようだ。
しかし、レンタル移籍した別の名門チームで試合経験出場経験を重ね、清水にやってきたということになる。
ホナウド出場(フラメンゴ背番号5) コピーニャ決勝
ホナウドがフラメンゴの若手時代に出場した時の映像が見つかったので、参考までに紹介したい。
コリンチャンスとの決勝にホナウドは背番号5をつけスタメン出場し、2−2の引き分けで迎えたPK戦では2番手のキッカーとして登場し、PKを決めている。
<2016年コピーニャ決勝フル動画>
<2016年コピーニャ決勝 ハイライト>
ホナウドが2022年に清水で活躍することを願う
2021年の終盤はベンチ外となっていたホナウドは、2021年夏に清水加入後からスタメンで使われるとボール奪取能力と展開力を見せてくれた。
(Instagram ホナウド)
中盤の危ない位置でボールを失うことが数度あったが、とはいえ、全体的にはボールを奪い、散らす能力は高かったという印象が自分にはあり、日本で迎える2シーズン目となる2022年、日本に慣れたホナウドが更に清水で活躍することを願う。
コメント
ボールタッチと刈り取り能力は見ててワクワクしました。期待してます🔥
コメントありがとうございます。
そうですよね。
刈り取る力やボールタッチ、更に展開力などさすがと思える点も多かったと自分も思います。
日本で2シーズン目のホナウドに自分も期待します!
10番背負って2点目を決めたフラメンゴの「マテウス・サヴィオ」って柏のあのマテウスですか??
あの柏のマテウスと思います。
また、今日の(2022年6月2日)の日本代表との試合に出ていたブラジル代表のルーカス・パケタ、横浜FCフェリペ・ヴィゼウも、清水のホナウド同様2016年のコピーニャ優勝メンバーとなります。