2021年末南米・欧州で話題! イカルディ(パリ・サンジェルマン所属/元インテル)& 妻ワンダ・ナラ最新スキャンダルまとめ

アルゼンチン

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ワンダ・ゲート

2021年末現在、アルゼンチンおよび、一部南米・ヨーロッパを熱くしている話題がある。

それは現在パリサンジェルマンに所属するマウロ・イカルディの妻ワンダ・ナラが主役のゴシップ劇でアルゼンチンでは「ワンダ・ゲート(WandaGate)」とも呼ばれている。

アルゼンチンメディアを連日チェックし、この話題を追っている自分だが、現時点でのざっとした流れをまとめてみたいと思う。

この話題をアルゼンチン人に振れば「なぜ日本人がそれを知っているんだ?」と驚かれ、アルゼンチン人の懐に入っていけること間違いなしだと個人的には考える。

まずは、ワンダ・ゲート本題に入る前に、これまでのおさらいをしたい。

登場人物1: マウロ・イカルディ

1993年2月19日生まれの28歳のマウロ・イカルディは、リオネル・メッシと同じくアルゼンチンのロサリオに生まれた。

幼少期に家族とスペインに移住し、FCバルセロナの下部組織に所属したのち、イタリアに渡り、サンプドリアでプロのキャリアをスターした。

その後、インテル・ミラノのエースストライカーとして得点を量産し、2019年からフランスのパリ・サンジェルマンでプレーしている。

登場人物2: マキシ・ロペス

マキシミリアーノ・ロペス、通称マキシ・ロペスは1984年4月3日アルゼンチンのブエノス・アイレス生まれの37歳。

アルゼンチンのリーベル・プレートで活躍後、スペインのFCバルセロナに移籍。
その後、いくつかのクラブに所属した後、イタリアのサンプドリアに移籍。

そこで、アルゼンチン人の後輩イカルディと出会う。
マキシはイカルディと、自らの妻と子供たちも交えた家族ぐるみの付き合いをし、イカルディを弟のように可愛がった。

2021年7月に引退を表明。

 

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登場人物3:ワンダ・ナラ

ワンダ・ナラ、1982年12月10日アルゼンチン生まれの35歳(ワンダ、誕生日おめでとう!)。

上述のマキシ・ロペスの元妻で、現在はマウロ・イカルディ妻。

2008年にマキシ・ロペスと結婚し、マキシとの間に三人の子供を授かった。
その後、マキシが所属するサンプドリアに移籍してきたアルゼンチンの後輩イカルディを家族ぐるみでかわいがる。

 

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禁断の3角関係

「ワンダ、君を愛してる」

2013年末、イカルディが突然、自分を可愛がってくれた先輩マキシの妻に対しSNSで愛の告白を投稿した。

ワンダはイカルディとの仲を否定したが、その後すぐに「私の心はあなたのもの」とイカルディへの愛の投稿をした。

これで世間は大騒ぎ。

アルゼンチン人は、義理人情を大切にする。
同胞の先輩の妻を寝取るなんて行為は、アルゼンチン人にとっては万死に値する罪深いものだった。
実際、アルゼンチンの英雄マラドーナなどもイカルディの行為を非難した。しかし、イカルディは「お前が人のことを言えた立場か」的な態度をマラドーナにも貫き、ワンダへの愛を公言し続けた。

一方、世間は妻を寝取られたマキシ・ロペスに同情した。

そして、2014年、サンプドリアからインテルに移籍していたイカルディと、サンプドリアに残っていたマキシ・ロペスとの直接対決がサンプロドリアのホームスタジアムで開催された。

試合前、マキシはイカルディとの握手を拒否。

こんな試合が映画化されれば、マキシがイカルディの前で復讐を果たす、と言うところだ。
けれど、現実はほろ苦く、イカルディが大爆発する一方で、マキシはPKを外した。

上述の出来事に関しては、弓削高志氏の以下の記事に詳しい。
この記事が出た当時、自分は食い入るようにこの記事を読んだ。

その後もことあるごとに、イカルディとワンダはお互いイチャつく写真をSNSに投稿しまくり、イカルディとワンダの間に子供も生まれ、更にワンダはイカルディの代理人にもなった。

尚、マキシ・ロペスとワンダとの間に生まれた子供は、ワンダとイカルディと生活。

コロナ禍に感染拡大が激しいイタリアの地域に子供を連れて移動するワンダを、マキシがイライラしながら苦言を呈すなどという状況が続いた。

時は流れ2021年後半 新たなゴシップ、ワンダ・ゲート発生

2021年10月、ワンダは、イカルディが浮気をしたことを示唆する怒りのインスタ投稿をし、子供たち全員を連れてイカルディがプレーするパリからイタリアのミラノに移動した。

それに焦ったイカルディは、すぐさまワンダを追ってミラノへ。
イカルディはパリサンジェルマンの練習を欠席し、もちろんパリにいないから試合にも出なかった。

登場人物4: チナ・スアレス

その後世間は、何が起こったかの情報を掴む。

どうやら、イカルディがアルゼンチン人の女優、エウヘニア・スアレス、通称チナ・スアレスと浮ついたメッセージのやりとりをしていたらしい。

チナ・スアレスことエウヘニア・スアレスは1992年3月9日アルゼンチン生まれの29歳。
結婚したアルゼンチン人俳優ニコラス・カブレとの間に子供が一人、その後離婚し、ボーイフレンドのチリ人ベンハミン・ビクーニャとの間にもう一人の子供がいる。

チナ・スアレスは母方に日本人の血をひき、インスタのアカウントは「日本人の血を意味するsangrejaponesa」だ。

 

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謝るイカルディ。許さないワンダ。そしてワンダは離婚を要求

イカルディはワンダに平謝りした。
更に、謎に妻以外の全ての人をインスタのフォローから外す(その後徐々に戻す)などの努力をし、イカルディなりに精一杯ワンダにすがりつく。

だが、ワンダはイカルディを許さず、離婚を要求した。

ワンダ「今まで誰にももらったことのないような内容の手紙をイカルディからもらったの」と言い、離婚撤回。

だが、イカルディの気持ちが通じたのか、ワンダが離婚を撤回する。

ワンダ曰く「今まで誰からももらったことのないような内容の手紙をイカルディからもらった」とのことだった。
それを読み、ワンダは、自分はイカルディといるべきだと気づき、離婚を撤回したとのコメントをインスタに投稿した。

世間は、他の女性と浮ついたメッセージを交わしていた夫との離婚を決意した気持ちを覆すくらいだから、手紙の内容は、相当ロマンチックなものだったのだろうと思った。

なぜかイカルディの手紙が流出

するとなぜか、離婚を翻意させたイカルディの手紙(実際にはメッセンジャーアプリWhatsAppのメッセージ)が流出した。

このイカルディの手紙が本物かは定かでないが、中南米では時々このWhatsAppのメッセージ流出問題が発生する。
実際に、以前アトレティコ・マドリードのシメオネ監督のボイスメッセージなどが流出したことなどもある。

相当ロマンチックだったんだろうと世間が想像した手紙の内容は、以下のようなものだった。

流出したワンダ・ナラへのイカルディの手紙 (Diario Japonés訳 日本語版)

もう一度言う。俺は嘘をついていないし、何もでっち上げちゃいない。ただ単に、バカな間違いを犯しただけだ。けれど君は、8年も前から一緒に夢見たこと、一緒に計画し、かなえたいと思ったことを放棄すると言っている。

俺は、君がこんな状況を楽しむことを望む。俺の残りの人生、君が俺のことをこれ以上非難することがないから、俺も平穏に過ごせるだろう。

君が望むのは、離婚だけ。俺も離婚をしたいと言った。それが、俺の心、俺の魂にとって、起こり得るなかで最悪なことだとしても。君がこの状況を楽しむことを望むよ。だって、俺はクソみたいな人間じゃないからな。

俺はいい奴だし、君に全てを捧げた。君はそれを知っているはずだし、他のみんなもそれを知っている。俺は自分の娘たちにとって良い父親であることを誇りに思っている。

俺は(ワンダと元夫マキシ・ロペスとの子供たちにとって)良いステップファーザーでもあった。娘たちが生まれた瞬間から、俺は娘たちを幸せにするために命を捧げてきた。俺はそういう人間だし、もう十分だ。

俺は金品には興味が無い。そういうものは、君に全て捧げてきた。俺はいくらカネ持ちでも、H&MやAmazonで買った服を着てきた。君も知っているはずだ。

とにかく、俺は言いたい。これ以上、君の俺に対する扱い我慢できない。君がいつもしているように、俺のことをないがしろにすること、俺のことをバカにすることに耐えられない。俺はゴミみたいな人間じゃないし、そんな扱いには値しない。君が持っている、金品・物質的なもので幸せになることを願うよ。

今、君は冗談みたいなこと、誰かにメッセージを書きたがっている。君が次に出会うサッカー選手が、君と過ごしてきた俺の1%みたいな存在の奴であることを望む。俺にとっては何の意味もないクソみたいな(他の女性との浮ついた)チャットで君は全てをぶち壊した。君は盲目だし、スマホで見られること以上のことを捉えることができない。君はふざけたことしか見ないし、いろんな情報をマスコミに送りやがった。

俺は君から何かを求めたことは無い。けど、俺はリアルな奴だし、人は変われるんだ。全てのことに感謝する。君がいたから娘が生まれたこと、僕が必要としていた助けを与えてくれたことにありがとうと言いたい。そして、俺が犯したクソみたいな過ちで、全てを失うことに対しごめんと言うよ。

君の幸せを願うし、君はそれに値する。君が、俺のそばにいないとしても。

この手紙の内容で、ワンダは心を動かされ、離婚を撤回したのか?

アルゼンチン人たちはザワついた。

「えっ?離婚を撤回するほどの手紙だからロマンチックな内容だと思ったけど、こんな内容なの?」とアルゼンチンの世間は当惑した。

特にアルゼンチン人たちの心を打ったお気に入りの一節は「俺は金品には興味が無い。そういうものは、君に全て捧げてきた。俺はいくらカネ持ちでも、H&MやAmazonで買った服を着てきた」の部分だった。

アルゼンチンの世間はざわつき、有力テレビ局アメリカTVなどでは流出したイカルディの手紙をスタジオで、一節一節の内容を読み上げ、番組の参加者全員でその内容を噛み締めた(実際にはクスクス笑いながら手紙を読み、上述のH&Mやアマゾンの部分では大喜びだった)。

その様子を収めたシーンの動画が下記だ。

離婚を撤回したワンダだったが・・・

世間から笑われようと、他人の言うことは関係ない。
自分たちが幸せならそれで良いというのがワンダだろう。

だが、その後、イカルディは、チナ・スアレスと浮ついたメッセージを交わしていただけでなく、実際にイカルディとチナ・スアレスは会っていたのではないか、という情報も飛び交い、離婚を撤回したワンダは、やはり離婚の撤回を覆すみたいな報道もされた。

更にワンダは、元夫のマキシロペス、そしてマキシとワンダとの間の子供たちの写真を投稿し過去を愛情を持って懐かしむような謎投稿をインスタストーリーズに投稿し、マキシも必要であればワンダに手を差し伸べることを示唆するような態度を見せる。
(但し、マキシはワンダとの離婚後、既に別の女性と一緒だ)

一方、いちど全てのフォローを外し、インスタも休眠させるなどしていたイカルディは、インスタ活動を再開し、世間に向かってワンダへの愛を呟いたりという投稿を活発化させた。

ワンダ、サッカー代理人権利などイカルディに関する法的権利を2050年12月31日まで有する

そんな中、ワンダゲートを連日熱心に放送していたアルゼンチンのアメリカTVは、イカルディの代理人業のためにワンダナラがオーナーとして立ち上げた法人が、2050年12月31日まで移籍金手数料やその他法的権利を有することを意味する権利を有することを報道。

同番組を録画した上記YouTubeのコメント欄には「やっちまったなイカルディ」とか「このニュースを聞いて笑い転げた」とか、「マキシはこのニュースを見て笑ってるだろうな」などのコメントが記載された。

ワンダ、沈黙を破る

そんな折、ついにワンダが公の場で語ることになった。

アルゼンチンの大御所女性TVタレントであるスサナ・ヒメネスが、アルゼンチンからパリに飛び、インタビューをすることが告知された。
(ちなみに自分は、アルゼンチンのブエノス・アイレスの中心部で番組ロケ中だったスサナ・ヒメネスを見たことがある)

スサナ・ヒメネス

 

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そのスサナ・ヒメネスによるワンダ・ナラのインタビュー番組全編が下記の動画だ。

ワンダが語った内容の要旨は以下の通りだ。

以前撮った写真を探すため何気なくイカルディのスマホを開いたら、イカルディが「(女性の名前を出さず)有名な」女性と浮ついたメッセージを交換しているのをワンダ発見。

怒りが湧き上がり、勢いでインスタに投稿してしまった。

イカルディが連絡を取った女性チナ・スアレスは友人ではないけれど良い関係は保っていた。嫌だったのは全て女性のせいという世間の差別的な視点。

私にとって別の女性と親密なメッセージのやりとりは離婚に相当。イカルディが逆の立場なら離婚と騒ぐと思う。

イカルディの浮ついたメッセージのやりとりを見た後、子供を連れて一番早いイタリア行きの飛行機に飛び乗った。イカルディはすぐに別の飛行機で追いかけてきた。お互い色々話し合った。イカルディは自らの過ちを詫びた。彼は(ワンダと)別れるならサッカーから身を引くとも言った。

チナ・スアレスとビデオ通話で話をし、謝罪を求めた。怒りに任せ、上品とは言えない言葉を使ってしまったことは申し訳ないと今は思う。イカルディは全てを話し、心から後悔していると感じた。私はそれを信じることにした。

サッカー選手が多くの女性に追われる身であることはわかってる。人生では多くのことが起こるけど、大切なのは愛。私たちは、再び、お互いにとって大切な存在であり続けることを選んだ。

その後、イカルディがカメラの前に呼ばれ、ワンダとイカルディの関係が続くことが示された。

チナ・スアレス 法的カウンターアタック用意か?

上記の番組で全てが一件落着。

イカルディとワンダは手を取り合って進んでいくと思ったが、ワンダのことを熱心に追うアメリカTVはイカルディと浮ついたメッセージを交わしたというチナ・スアレスがスサナ・ヒメネスとワンダ・ナラのトーク番組に対し「法的なカウンターアタックを用意」と嬉しそうに報じた。

 “La China” Suárez prepara su CONTRAATAQUE JUDICIAL por la nota entre Wanda Nara y Susana Giménez

チナ・スアレス 沈黙を破る

チナ・スアレスが法的カウンターアタックを発動したかは定かでないが、チナ・スアレスはアルゼンチンの有名男性タレント、ファンティーノのインタビューを受けた。

ここでチナ・スアレスが一連の騒動に関し語ることを自分は期待した。

けれどチナ・スアレスのインタビューを見ると彼女は「私はいちいち説明をする必要性は感じていない」とか「私の親しい友人たちが私のことを理解してくれればい」「私はゴシップとかの雑音は好きじゃない。唯一耐えられる雑音は、私の子供たちの騒ぐ音だけね」と自らの人生哲学を語るに留まり、自分的には物足りない内容だった。

その後、そもそもチナ・スアレスが妻がいる男性と浮ついたやりとりをするのはいかがなものか、とか、チリ人俳優のボーイフレンド、ベンハミン・ビクーニャとの関係はどうなんだ、などのチナ・スアレスに対する声もあるが、チナ・スアレスは前を向いて進んでいる。

 

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ワンダ、Neftlixと契約

このワンダゲートで、あらためてその存在感の大きさを見せつけたワンダは2021円12月、Netflixと契約したと報道される。

エミリー、パリへ行くのようなイメージでWanda in Paris的番組になるとのことだ。
Netflixの南米番組はときどき日本では配信されないことがあるが(元アルゼンチン代表カルロス・テベスの自伝ドラマは日本のNetflixでは視聴できない)、ワンダの番組は日本で是非配信して欲しい。

 

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2021年12月10日、イカルディ、”The Wan and Only”のワンダの誕生日を祝う。

そして昨日2021年12月10日、イカルディはワンダ・ナラの誕生日を祝った。

そしてイカルディは愛する妻の誕生日に、大好きなインスタを投稿した。
そこには、こんな情熱的かつロマンチックなメッセージが添えられていた。

 

誕生日おめでとう。

愛と幸せが僕たちの人生を満たし続けますように。

The Wan and Only

 

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