ブラジル大手のLance!とGlobo Esporteが報じる
ブラジル全国2部セリエBのグレミオ・ノボリゾンチーノへの期限付き移籍が発表された清水エスパルス所属の松岡大起。
その松岡が、ブラジルに向かう前最後の練習となる3月21日に、清水の練習場である三保グランドでサポーターに挨拶を行った。
その練習には約800人のサポーターが集まり、そのことをブラジルの大手メディアのLanceとGlobo Esporte (ge)が報道した。
Lanceの見出しが「800人ものサポーターが集まり、松岡の最後の練習は大きなイベント(Festa)になった」、Globoの見出しが「松岡はサポーターに拍手で見送られた」という趣旨の内容になっている。
LanceとGloboの記事ともにまずは、松岡の移籍挨拶に800人のサポーターが集まったことを紹介している。
その後、Lanceは移籍先のグレミオ・ノボオリゾンチーノのクラブ関係者の松岡に関するコメント、Globoは松岡の簡単な経歴(サガン鳥栖から清水エスパルスに加入。パリオリンピックの代表候補であることなど)を紹介している。
ここでは、Lanceの記事をメインにおおよその内容を紹介したい。
2023年3月23日(日本時刻3月24日付)Lance! 記事
サンパウロ州選手権A2、ブラジル全国2部セリエBで戦うノボリゾンチーノは、先週日曜3月19日に21歳の若手日本人プレーヤー松岡大起の獲得を発表した。
2019年のトゥーロン国際大会で日本代表に選出された松岡は、清水エスパルスに所属し、サンパウロのクラブに期限付きで加入。
松岡は今週の金曜日(3月24日)にブラジルに到着し、ノボオリゾンチに向けて出発する予定となっている。
彼にとってブラジル行きの前最後の練習となった、先週の火曜日(3月21日)、このミッドフィールダーは清水のサポーターに別れを告げた。
その清水の練習場で行われた松岡の挨拶には、約800人のサポーターが集った。
ノボリゾンチーノのエグゼクティブ・ダイレクターであるミケウ・アウヴェスは、松岡の加入はチームを強化し、チームがより安心感をもってブラジル全国第2部セリエBに臨めると語った。
エグゼクティブ・ダイレクターのミケウ・アウヴェスの談話
我々は、ダイキ(松岡)が我々が求めていたものを補完してくれる存在であると理解している。
彼は素晴らしい能力をもち、サッカーを知っている選手だ。
この補強に満足している。
彼の戦術的な規律は我々の助けになるはずだし、これから戦う大会により安心感をもって臨むための向け良い補強になるだろう。
参考:
ミシェウ・アウヴェスの松岡に関する談話はクラブ公式HPにも記載。
2度目のブラジル全国2部セリエ B 挑戦となるティグレ/チグレ(タイガー・虎の意味で、ノボリゾンチーノの愛称)は、ブラジル国外の状況をより深く注視してきた。
松岡に加えて、ティグレは最近、ウニオン・エスパニョーラ (チリ) に所属していた 28 歳のチリ人ブライアン・ラベロと、フラメンゴでプレーし2021 年からボリビアのクラブのボリバルでプレーしていたディフェンダーのブラジル人セザール・マルチンスの獲得を発表した。
ブラジル国海外からの選手獲得に関し、ミシェウ・アウヴェスは、これら契約はチームをより強くしたいという、クラブの強い思いの結果であることを強調した.
サンパウロ州選手権 A2 準決勝に進んだノボリゾンチーノは、来る日曜日 (3月26 日) 午後 6 時 30 分 (ブラジル時間)、ノロエスチとの準決勝1stレグに臨む。
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