清水エスパルス 3-1 アビスパ福岡
ゼ リカルド新監督の初陣に向け、自分には期待と不安が入り混じっていた。
静岡そして清水のサッカーは強いのが当然という風土の静岡県で幼少期を過ごした自分にとって悲しい現実だが、今の清水エスパルスにとって簡単な相手はどこもなく、当然、アビスパも難敵だという認識だった。
長谷部茂利監督のもと良いチームを作っている福岡。試合開始前時点で、福岡はJ1最小失点というデータも知り不安が増した。
また、昨日の試合は清水エスパルスがブラジルデーと銘打ったにも関わらず、チアゴ・サンタナ以外のブラジル人がコンディションの関係でベンチにも入れないというのも不吉な感じがした。
そんななかでの3-1勝利は本当に良かった。
(福岡に一点返された時は、とても不安になったが、良いタイミングで追加点も取れ本当に良かった)
<<清水vs福岡ハイライト>>
ブラジルメディアのゼ リカルドに関する報道
そして試合後、ブラジルメディアがゼ リカルドのデビュー戦を報じるのか気になってネットを調べてみたら、以下のような記事が見つかった。
まずはLance!
ゼ リカルド日本でのデビューを勝利で飾るという見出しで記事を掲出した。
その記事のおおよその内容は以下の通りだ。
<<Lance! >>
Lance記事要旨
(清水エスパルス契約前まで指揮していた)バスコ・ダ・ガマで良いスタートを経て、J1清水と契約したゼ リカルドは、ホームでの自らのデビュー戦を勝利で飾った。
ブラジル人チアゴ・サンタナなどのゴールでアビスパ福岡に勝利した後、ゼ リカルドは語った。
ゼ リカルド:
デビュー戦を勝利で飾ることができてとても嬉しい。難しくタフな試合だったが、最終的にシーズンを戦う上で重要な3ポイントを勝ち取ることができた。
このチームへの理解を更に深め、できるだけ早く我々のアイデアをチームに浸透させるために、ハードワークを続けるよ。
まずは休んで、また次の試合について考えていきたい。
更にゼ リカルドは語った。
ゼ リカルド
目まぐるしく負荷がかかる日々が続いた。
先週土曜日に来日し、皆にとてもよく迎え入れてもらえたが、今日の試合に向け数日しか準備時間がなかった。
ハードワークをし、清水のために身を捧げている。けれど、まだ慣れるまでには時間が必要だろう。
今週ベストを尽くしてくれたクラブ役員、スタッフ、そして選手たちに感謝したい。
清水はゼ リカルドの到着前、勝利から離れていた。
昨日土曜の勝利は良い結果だが、清水はまだ降格圏内(入れ替え戦順位)にいる。
清水の次の試合は、天皇杯の京都サンガF.C.戦となる。
Globo Esporte
Globo Esporteも上述Lance!も記載したゼ リカルドの発言を紹介しながら、ゼ リカルドが日本でのデビュー戦を勝利で飾ったことを記事で紹介している。
<<Globo Esporte>>
また、Globoの記事では元ナウチコ(ブラジル東北地方レシフェの名門)のチアゴ・サンタナが1ゴール・1アシストだったことも紹介している。
尚、小ネタとして2016年にナウチコ所属時代、会見に臨むチアゴ サンタナの映像を紹介する。
愛嬌があり当然今より若い。
今シーズンは出遅れたが、清水でのプレー復帰後は、昨シーズン同様、ボールを収め、得点源として計算できるプレーを継続してくれているチアゴ。
チアゴには引き続きゴールを量産してほしい。
そしてゼ リカルドの手で、更に勝ちを積み上げていって欲しい。
ブラジル全国2部セリエBから全国1部セリエAへの復帰を目指すバスコを指揮し、負けなしの昇格圏内で戦っていたにも関わらず、バスコを辞して清水に来てくれたゼ リカルド。
ゼ リカルドの決断が良いものだったと胸を張れるよう、清水エスパルスが上昇することを切望する。
(最新記事情報はTwitterにて紹介。もしよろしければフォローをお願いします)
コメント