2026年10月9日

シメオネ監督、実は「不動産王」だった! 妻と180戸超の住宅を所有、総資産約70億円の巨大ビジネスが話題に

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シメオネ監督の保有する不動産が話題になっている

アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督(56)が、ピッチ外でも巨大なビジネスを展開していることが注目を集めている。スペインのテレビ局『laSexta』の調査報道番組『Equipo de Investigación』が、同監督と妻カルラ・ペレイラによる大規模な不動産事業を取り上げた。

 

夫妻が手がける不動産ビジネスは、マドリードを中心に180戸の住宅と7棟の建物を保有・運営する規模にまで成長。事業の中核を担う不動産会社「Carpersim SL」の総資産は、2024年末時点で約3,970万ユーロ(約70億5,000万円)に達しているという。

 

スペインメディア『Vanitatis』によると、同社は不動産の購入、改修、賃貸、開発などを手がけており、マドリード中心部のサラマンカ地区やチャンベリ地区などで事業を展開している。

 

その規模は急速に拡大してきた。2023年末に約1,385万ユーロ(約24億6,000万円)だった不動産投資の計上額は、2024年末にも約1,379万ユーロ(約24億5,000万円)を維持。一方、建物や設備などの有形固定資産は約1,340万ユーロ(約23億8,000万円)から約1,930万ユーロ(約34億3,000万円)に増加した。

 

ただし、事業の拡大がそのまま利益につながっているわけではない。

 

2024年の売上高は約33万ユーロ(約5,900万円)と、前年の約9万2,000ユーロ(約1,630万円)から大幅に増加したものの、同年度には約47万3,000ユーロ(約8,400万円)の赤字を計上した。金融費用の増加や減価償却などが収益を圧迫したとされ、長期負債も約940万ユーロ(約16億7,000万円)に達している。

 

なお、約70億円という数字は同社の会計上の総資産であり、シメオネ監督個人の資産額を意味するものではない。

 

この巨大ビジネスの中心人物となっているのが、妻のカルラ・ペレイラだ。

 

アルゼンチン出身の元モデルであるペレイラは、2025年3月にスペイン版『Forbes』のインタビューに応じ、180戸の住宅と7棟の建物を扱う不動産事業を築き上げたことを明かしていた。

 

当初はマドリード市内の住宅を購入し、改修した上で賃貸や売却を行っていたが、事業の成長に伴い、建物全体を取得する手法へと移行。現在は「MyLocation」というブランドを通じ、賃貸住宅や学生向け住居などを展開している。

 

『Vanitatis』によると、夫妻は不動産事業に共同出資しているものの、実際の事業運営ではペレイラが主導的な役割を果たしているという。

 

さらに、夫妻は新たな不動産開発にも着手している。

 

2024年には「Tres Cantos 1415」という会社を設立し、マドリード北部のトレス・カントスに約1ヘクタールの土地を取得。2棟、計140戸の住宅を建設するプロジェクトを進めている。

 

同プロジェクトについては、ペレイラ自身も『Forbes』のインタビューで言及。既存物件の購入や改修だけでなく、新たな建物を一から開発することへの意欲を示していた。

 

『Vanitatis』の2026年1月の報道によれば、この開発事業には2024年時点で480万ユーロ(約8億5,000万円)以上が投じられているという。

 

今回、シメオネ夫妻の不動産事業が改めて注目された背景には、スペインで続く住宅価格や賃料の高騰という社会問題もある。

 

マドリードをはじめとする大都市では住宅の確保が大きな課題となっており、『laSexta』の調査報道番組でも、大規模な不動産所有と住宅問題の関係が取り上げられた。

 

2011年からアトレティコ・マドリードを率い、ラ・リーガ優勝2回、ヨーロッパリーグ優勝2回など数々のタイトルを獲得してきたシメオネ監督。長年にわたって欧州の第一線で指揮を執る一方、妻とともに数千万ユーロ規模の不動産事業を築き上げていた。

 

ピッチ上では熱血漢として知られるアルゼンチン人指揮官だが、そのピッチ外におけるビジネスの規模も、決して小さなものではないようだ。

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