”エミマル”は移籍? バルサとマンチェスター・ユナイテッドがアルゼンチン代表GKに照準か

アルゼンチン

 アルゼンチンを中心としたラテンアメリカで展開中のスポーツチャンネル『DSports』は5月18日、アストン・ヴィラ所属のアルゼンチン代表GK”ディブ”ことエミリアーノ・マルティネス(32歳)に対し、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナが今夏の移籍市場での獲得に関心を示していると報じた。

 マルティネスは17日、アストン・ヴィラの今季最後のホームゲームとなったプレミアリーグ第37節トッテナム戦後、涙を浮かべながらスタジアムを一周しサポーターに別れを告げるような仕草を見せた。この行動は彼の退団が近いことを示唆していると受け取られている。

 バルセロナではマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが重症からの回復途中で今後のコンディションに不安があり、引退を撤回してバルセロナに加入し活躍を見せたヴォイチェフ・シュチェスニーの契約延長が不透明な状況となっている。一方、マンチェスター・ユナイテッドではGKアンドレ・オナナのパフォーマンスに対し不安の声がありゴールキーパーの補強を求める声が挙がっている。

 そんな両クラブはマルティネスに正式なオファーを提示しており、彼の獲得に向けた動きを本格化させているという。

 なお、マルティネスは、サウジアラビアのクラブからの高額オファーも報じられたが、同選手は競技レベルの高い欧州でのプレーを希望しており、これを断ったとされている。

 また、アルゼンチンメディアの『オレ』はマルティネスが家族とともにアストン・ヴィラで幸せを感じている一方、ヨーロッパのトップクラブでの挑戦を求めていると説明しており、『DSports』はマルティネス本人がこの夏の移籍市場で環境を変えることを希望していると伝えている。

 マルティネスとアストン・ヴィラとの契約は2029年まで残っているが、クラブは財政面の理由からも彼の移籍を容認する可能性がある。移籍金は2500万ユーロ(約40億円)以上と見込まれており、今後の交渉の行方が注目される。

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