2026年10月10日

フリアン・アルバレス、約10年間支えた代理人と決別! バルセロナ移籍破談が引き金か…後任候補に元アルゼンチン代表MF

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代理人を変えると報じられたフリアン・アルバレス

アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(26)が、長年にわたって自身のキャリアを支えてきた代理人フェルナンド・イダルゴとの関係を解消したようだ。スペイン紙『AS』が6日に報じたほか、アルゼンチンメディア『TyC Sports』『LA NACION』などが8日に伝えている。

 

今回の決別の背景にあるとみられるのが、今夏の移籍市場で実現しなかったバルセロナへの移籍だ。

 

アルバレスは2026年夏、アトレティコからの移籍を希望していたとされ、バルセロナが獲得に関心を示していた。しかし、アトレティコは主力FWの放出を認めず、最終的に残留が決定。移籍をめぐる騒動はクラブとの関係だけでなく、サポーターからの反発にもつながった。

 

実際、アトレティコは8月27日、バルセロナとの交渉を行わない方針を明確に表明。クラブ首脳陣は、バルセロナ側の交渉姿勢を問題視し、移籍金の問題ではなくクラブとしての尊厳に関わる問題であることを強調していた。

 

アルバレス自身も、2026年のワールドカップ期間中にアトレティコ側と移籍の可能性について話し合ったことを認めていた。移籍騒動が続く中、同選手は8月のビジャレアル戦でサポーターからブーイングを浴びる事態にもなった。
こうした状況の中、代理人との信頼関係にも変化が生じたとみられている。

 

『LA NACION』によると、イダルゴはアルバレスに対し、十分な金額のオファーが届けばアトレティコが移籍を容認するという認識を伝えていたという。しかし、実際にはクラブ側がバルセロナへの移籍を拒否。選手側が想定していた展開とは大きく異なる結果となった。

 

スペインのラジオ局『Cadena SER』も9日、アルバレスが今夏の移籍交渉の進め方に強い不満を抱いていたと報道。代理人の方針と本人の意向に食い違いが生じていたとの見方を伝えている。

 

◼️15歳からキャリアを支えた代理人と別れ

 

イダルゴは、アルバレスが15歳の頃から関係を築いてきた人物だ。

 

アルゼンチンのリーベル・プレート時代から同選手を支え、マンチェスター・シティへの移籍、さらに2024年のアトレティコ加入にも関わってきた。

 

『LA NACION』によれば、イダルゴの代理人事務所に所属するセルヒオ・ディアスもアルバレスと親しい関係を築いており、選手にとって今回の決断は、長年続いたキャリア管理体制を大きく変更するものとなる。

 

一方、アトレティコ側は、今夏の移籍騒動について選手本人よりも周囲の関係者に問題があったとの認識を示していた。
ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは8月末、アルバレスの状況について、周囲の人物が誤った情報を与え、混乱させてしまったことを残念に思うとの趣旨の発言をしている。

 

この発言は特定の代理人を名指ししたものではないが、今回の代理人交代がクラブとの関係修復につながる可能性も指摘されている。

 

◼️後任の最有力候補は元アルゼンチン代表MFパストーレ

 

新たな代理人として有力視されているのが、元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレだ。

 

パリ・サンジェルマンやローマなどで活躍したパストーレは、現役引退後に選手のマネジメント事業へ進出。2025年末に立ち上げた代理人事務所「The Elegant Game」を通じて、選手のキャリアを支援している。

 

同事務所は、アルバレスとアルゼンチン代表で共闘するMFエンソ・フェルナンデスのマネジメントにも携わっているという。

 

『AS』によると、アルバレスの父グスタボが新代理人の選定を主導しており、パストーレ側との交渉はすでに進展している模様。『Cadena SER』も9日、複数の代理人候補との協議を経て、パストーレが有力候補になっていると報じた。

 

◼️新代理人候補のハビエル・パストーレ(写真はパリ・サンジェルマンの選手時代のもの)

 

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ただし、現時点で正式契約は確認されておらず、就任が決定したわけではない。

 

◼️アトレティコとの関係修復か、それとも新たな移籍への布石か

 

アルバレスとアトレティコの契約は2030年6月まで残されている。

 

今夏の騒動によってクラブやサポーターとの関係に影響が生じたほか、今シーズンは出場機会も限定的な状況が続いていると報じられている。

 

『LA NACION』は、今回の代理人交代について、移籍交渉の失敗による影響を払拭するとともに、アトレティコとの関係を修復する狙いがあると伝えている。

 

その一方で、バルセロナをはじめ、アーセナルやパリ・サンジェルマンなどが今後再び獲得に動く可能性も報じられており、将来的な移籍の可能性が完全に消えたわけではない。

 

もっとも、代理人の変更が直ちに移籍交渉の再開を意味するものではない。今後の具体的な移籍先や時期についても、現段階では確定していない。

長年のパートナーと別れ、新たなキャリア管理体制を築こうとしているアルバレス。今回の決断はアトレティコでの信頼回復につながるのか、それとも将来の移籍に向けた新たな一歩となるのか。今後の動向が注目される。

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