かつてバルセロナやヴィッセル神戸で活躍した元スペイン代表アンドレス・イニエスタが設立した企業のNSN社がウルグアイ4部リーグのウルグアイ国外での放映権を獲得した。ウルグアイメディアの『テレムンド』、『エル・パイース』、アルゼンチンメディアの『オレ』など複数メディアが報じた。
今週末(8月30日-31日)、ウルグアイの4部リーグが開幕。今季からこのリーグに、インテル・マイアミ所属の元ウルグアイ代表ルイス・スアレスとインテル・マイアミ所属のアルゼンチン代表リオネル・メッシが共同オーナーを務めるデポルティーボLSMが新たに参加する。
開幕に先立ち、ウルグアイ4部リーグの放映権の入札プロセスが行われ、スポーツエンターテインメント・マーケティング会社NSN(Never Say Never)が応募して権利を獲得したという。NSNは、スアレスとメッシとバルセロナ時代にともにプレーした長年の知人であるアンドレス・イニエスタが所有している。
ウルグアイ4部リーグは、ウルグアイ国内では同国サッカー協会公式メディアのAUF TVで放送される。そして今回、イニエスタのNSNは、同リーグの試合をウルグアイ国外での放映権を購入し、ウルグアイ国外でスアレスとメッシがオーナーをつとめるクラブが戦うリーグを配信する権利を得た。
なお、スアレスとメッシがオーナーを務めるデポルティーボLSMは現地時間30日土曜日午前11時にアカデミアと開幕戦を戦う。同リーグは14チームで争われ、(ホームアンドアウェイでなく)1回戦総当たり方式で行われる。優勝チームはプリメーラC(3部)に直接昇格し、2位から5位のチームは昇格チームを決めるためのプレーオフを戦うことになる。
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