モウリーニョ監督、エンバペへの報道姿勢を批判!「ばかげている」とメディアを一蹴、私生活をめぐる騒動に反論
Mourinho, en Valdebebas.JAVIER GANDUL
レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、フランス代表FWキリアン・エンバペをめぐる一連の騒動について、メディアの報道姿勢を痛烈に批判した。スペイン紙『AS』や『La Vanguardia』などが9日に報じている。
エンバペは今回のインターナショナルマッチウィーク中、膝の問題によってフランス代表の活動から離脱。しかし、その後にパリでイベントに参加したことや、スイスで自転車に乗る様子がSNSに投稿されたことなどから、負傷中の行動を疑問視する声が上がっていた。
10日に行われるラ・リーガのビジャレアル戦を前に記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、こうした騒動について質問されると、「大げさかって? ばかげている」と一蹴した。
さらに、エンバペがクラブの医療スタッフによる診察に加え、外部の専門医の診察も受け、両者の診断が一致していたことを説明。そのうえで、適切なリハビリ計画に沿って回復に努めていたと強調した。
指揮官は、一連の報道についても皮肉を交えて反論した。
「最初はナイトクラブだと言われたが、実際にはパリ・ファッションウィークのために使われた会場だった。次はスイスで自転車に乗っていたという話だ。しかし、実際は滞在先のホテル内で、宿泊施設から共用エリアへ移動するための自転車だった」
「まるで自転車でスイス一周でもしていたかのように報じられている」
こうした説明を通じて、メディアが選手の行動を必要以上に問題視しているとの考えを示した。
また、エンバペがサンティアゴ・ベルナベウでブーイングを浴びる可能性について問われると、報道がサポーターの反感をあおっているのではないかと指摘。「アインシュタインでなくても、その狙いは分かる」と語り、報道陣をけん制した。
さらに、サッカー界にはマンチェスター・シティの問題や、バルセロナをめぐるネグレイラ事件など、議論すべき重要な問題が存在すると主張。
それでもレアル・マドリードを取り巻く話題が次々と生み出される状況に、不満をあらわにした。
一方、選手の私生活については、プロとしての責任を求める姿勢も明確にした。
「選手は24時間、選手であり続ける。私生活での悪い行動が影響を及ぼすこともある。彼らも人間だから間違いを犯すことはあるが、責任感を持たなければならない」
そのうえで、今回のエンバペの行動には問題がなかったと断言。ビジャレアル戦での起用についても、「エンバペは明日プレーする。それは彼がレアル・マドリードに対する義務を果たしていると確信しているからだ」と明言した。
かつてレアル・マドリードを率いた時代から、歯に衣着せぬ発言で数々の議論を巻き起こしてきたモウリーニョ監督。今回も選手への批判に対し、自らが前面に立って擁護する姿勢を鮮明にした。