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【スーペルクラシコ展望】年間王者を狙うボカ、復権を懸けるリーベル!宿命のライバル対決、注目はパレデスとアルマーダ

◼️アルゼンチンリーグを公式サービスから日本から視聴する方法アルゼンチンが再び熱狂に包まれる。11月1日、ボカ・ジュニオルスとリーベル・プレートによる伝統の一戦「スーペルクラシコ」が、ボカの本拠地ラ・ボンボネーラで開催される。

2026年トルネオ・クラウスーラ (後期リーグ)第15節として行われる今回の対戦は、単なる宿敵同士のプライドを懸けた戦いではない。

 

年間王者の座を争うボカに対し、苦しいシーズンを送ってきたリーベルは、来季のコパ・リベルタドーレス出場権獲得に向けて勝ち点を積み重ねたいところ。さらに両チームは、クラウスーラの決勝トーナメント進出と、その後の優勝争いも見据えている。

 

対照的な状況に置かれたアルゼンチンの二大名門が激突する。

 

■絶好調のボカ、年間王者獲得へ最大の関門

 

今季後半戦、目覚ましい復調を遂げているのがボカ・ジュニオルスだ。

 

7月に指揮官として復帰したロドルフォ・アルアバレーナ監督の下、チームは安定した戦いを披露。クラウスーラでは14試合を終えて7勝6分け1敗、勝ち点27でグループAの3位につけている。

 

◼️ボカのアルアバレーナ監督

 

さらに注目すべきは、前期アペルトゥーラと後期クラウスーラのレギュラーシーズンの成績を合算した年間順位だ。

 

ボカは現在、勝ち点57で首位。アルヘンティノス・ジュニオルスと勝ち点で並んでいるものの、得失点差で優位に立っている。

 

2026年のアルゼンチンリーグでは、年間最多勝ち点のクラブにもタイトルが与えられるため、ボカにとってスーペルクラシコは年間王者に向けた重要な一戦となる。

 

ただし、ライバルのアルヘンティノスも勝ち点57に到達したことで、今回の試合で優勝が決まる可能性はなくなった。それでも宿敵リーベルを破れば、最終節に向けて大きなアドバンテージを得られる。

 

ボカの勢いは国内リーグだけにとどまらない。

 

コパ・スダメリカーナではブラジルのヴァスコ・ダ・ガマを退け、11月21日にコロンビアで開催される決勝進出を決めた。コパ・アルヘンティーナでも準決勝に進出しており、複数タイトルの獲得が射程圏内に入っている。

 

直近のリーグ戦では、敵地でインデペンディエンテに1-0で勝利。試合終盤の88分にミック・ジャガーに似ていることから「ジャガー」の愛称で知られるファクンド・エレーラが決勝点を奪い、スーペルクラシコに向けて弾みをつけた。

 

◼️ボカの「ジャガー」エレーラのゴール

かつてボカの選手として活躍したアルアバレーナ監督にとって、宿敵をホームで撃破することは、チームの復活を象徴する最高の結果となるはずだ。

 

■苦難のリーベル、ポンシオ監督の下で復活なるか

 

一方、リーベル・プレートにとって2026年は苦難のシーズンとなった。

 

エドゥアルド・コウデ監督の下で臨んだコパ・アルヘンティーナではアルドシビに敗れて早期敗退。コパ・スダメリカーナでも決勝トーナメント1回戦でインデペンディエンテ・サンタフェに敗れ、タイトル獲得のチャンスを失った。

 

チームの立て直しを託されたのが、クラブのレジェンドであるレオナルド・ポンシオ監督だ。

 

◼️リーベルのポンシオ監督

マルセロ・ガジャルド監督時代の黄金期を支え、2018年のコパ・リベルタドーレス決勝でボカを破った歴史的勝利を経験した元主将。選手時代には数々のスーペルクラシコを戦ってきたが、指揮官として迎えるのは今回が初めてとなる。

 

そのポンシオ監督の就任以降、リーベルは徐々に調子を取り戻している。

 

前節はラシン・クラブを1-0で撃破。ラウタロ・リベーロのヘディング弾で勝利し、クラウスーラのグループBでは勝ち点23の4位に浮上した。

 

ただし、年間順位では勝ち点52の7位。現在はコパ・スダメリカーナ出場圏に位置しており、最大の目標である2027年コパ・リベルタドーレス出場権を得るには、さらなる勝ち点の積み上げが必要だ。

 

リーベルに残されたリーグ戦は、ボカ戦とアルドシビ戦の2試合。宿敵との直接対決で勝利すれば、年間順位を押し上げるだけでなく、ボカの年間優勝にも大きな打撃を与えられる。

 

リーベルにとって、まさに一石二鳥の勝利となる。

 

■ボカの注目選手:パレデス、メレンティエル、若き才能たち

 

最大の注目は、アルゼンチン代表として2022年カタール・ワールドカップ制覇を経験したレアンドロ・パレデスだ。

 

◼️ボカのパレデス

中盤の司令塔を務める31歳は、正確な長短のパスと優れた戦術眼でボカの攻撃を組み立てる。負傷からの復帰直後ながら、スダメリカーナ準決勝では決勝進出を決定づける重要なゴールを記録した。

 

さらに、今年4月19日に行われた前回のスーペルクラシコでも、敵地エル・モヌメンタルでPKによる決勝点を記録。チームを1-0の勝利へ導いている。

 

◼️リーベル相手にボカのパレデスが決めたゴール

今回もパレデスがゲームを支配できるかが、ボカにとって勝敗の鍵を握る。

 

前線ではウルグアイ代表FWミゲル・メレンティエルに期待がかかる。

 

◼️ボカのメレンティエル

 

 

力強いフィニッシュと豊富な運動量を武器にするストライカーは、過去のスーペルクラシコでも得点を重ねてきた。昨年11月の2-0の勝利でもゴールを決めており、リーベルにとって危険な存在だ。

 

さらに、若手のレオネル・フローレス、ミルトン・デルガドにも注目したい。

 

アルアバレーナ監督が抜擢したフローレスは、ドリブルとスピードを武器に攻撃のアクセントを生み出す。一方、デルガドは中盤でパレデスを支える役割を担う。

 

攻撃陣ではセバスティアン・ビジャとアラン・ベラスコが先発の座を争っている。ビジャは前節インデペンディエンテ戦で決勝点をアシストしており、好調をアピールしている。

 

■リーベルの注目選手:アルマーダ、コレア、オタメンディ

 

対するリーベルにも、アルゼンチン代表経験者がずらりと並ぶ。

 

攻撃の中心を担うのがティアゴ・アルマーダだ。

 

◼️リーベルのアルマーダ

 

豊富なアイデアと卓越したテクニックを誇る攻撃的MFは、狭いスペースでも相手の守備網を突破できる。パレデスがボカの攻撃を組み立てる存在なら、アルマダはリーベルの創造性を象徴する存在と言える。

 

そのアルマダとともに攻撃を牽引するのがアンヘル・コレアだ。

 

◼️リーベルのコレア

アトレティコ・マドリードなどで経験を積んだアタッカーは、前節ラシン戦でもリベーロの決勝点をアシスト。巧みな動き出しと勝負強さは、ボカ守備陣にとって大きな脅威となる。

 

そして守備陣の中心に君臨するのが、ベテランDFニコラス・オタメンディだ。

 

◼️リーベルのオタメンディ

 

パレデスと同じくワールドカップ優勝を経験したセンターバックは、激しい対人守備と統率力を武器にチームを支える。ボカのメレンティエルとの対決は、試合を左右する重要なマッチアップとなりそうだ。

 

一方、リーベルには不安材料も残る。

 

中盤のアニバル・モレノは右ふくらはぎの違和感で出場が不透明。ファウスト・ベラは筋肉の負傷により欠場が見込まれている。

 

また、センターフォワード陣の得点力不足も課題だ。ルーカス・ベルトランとセバスティアン・ドリウッシはゴールから遠ざかっており、ポンシオ監督がどちらを起用するかにも注目が集まる。

 

■勝負の鍵は中盤の主導権、そして両指揮官の采配

 

両チームの戦力を比較すると、中盤の攻防が大きな見どころとなる。

 

ボカはパレデスを中心に、デルガドとサンティアゴ・アスカシバルが攻守を支える。

 

一方のリーベルは、アルマダやトマス・ガルバンらが攻撃の組み立てに関わり、コレアが前線で変化を生み出す。

ESPNも4月の前回対戦を前に、パレデスとガルバンらによる中盤の主導権争いを重要なポイントとして取り上げていた。

 

今回も、どちらが中盤でボールを保持し、相手のプレッシャーを回避できるかが勝敗を分けそうだ。

 

さらに興味深いのは、両指揮官の因縁だ。

 

ポンシオは現役時代、ガジャルド監督率いるリーベルの中心選手として活躍。一方のアルアバレーナは2014年から2016年にかけてボカを率いており、2014年のコパ・スダメリカーナ準決勝では、ポンシオらを擁するリーベルに敗れている。

 

12年の時を経て、今度は両者が監督としてスーペルクラシコの舞台で対峙する。

 

■ボカが3連勝か、リーベルが雪辱か

 

歴史的な対戦成績では、公式戦266試合でボカが94勝、リーベルが88勝、84試合が引き分けと、ボカが優位に立っている。

 

直近2試合もボカが連勝。2025年11月にはホームで2-0、今年4月にはアウェーで1-0と、いずれも勝利を収めた。

今回もボカが勝利すれば、宿敵相手に3連勝を飾ることになる。

 

しかし、スーペルクラシコに過去の成績や順位は必ずしも関係しない。ボカが優勢とみられる状況であっても、リーベルにとってはライバルの優勝争いを妨げ、復活の狼煙を上げる絶好の機会だ。

 

年間王者を目指すボカか、名門の誇りを取り戻したいリーベルか。

 

アルゼンチンのみならず、世界中のサッカーファンが注目する90分が、間もなく幕を開ける。

なお、この試合は日本からでもアルゼンチンリーグ公式配信サービスでライブ&見逃し視聴が可能。その視聴方法は以下のページで解説している。

 

◼️アルゼンチンリーグを公式サービスから日本から視聴する方法


【試合情報】

  • 大会:2026年トルネオ・クラウスーラ 第15節
  • 対戦:ボカ・ジュニアーズ vs リーベル・プレート
  • 日本時間:11月2日(月)午前3時キックオフ
  • 会場:ラ・ボンボネーラ(ブエノスアイレス)
  • 主審:ニコラス・ラミレス
  • VAR:シルビオ・トルッコ
  • 日本での視聴方法は以下リンクで解説
  • ◼️アルゼンチンリーグを公式サービスから日本から視聴する方法

 

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